
春です!
冬のあいだ静かだった巣箱のまわりが、
少しずつにぎやかになってきました。
暖かい日には、巣門の前を小さな影が行き交います。
後脚に花粉団子をつけて帰ってくるミツバチ。
春の花が咲き始めた合図です。
こうして季節が動き出すと、
ミツバチの暮らしもゆっくりと動き始めます。

巣の中では、新しいいのちが育ち、
群れは少しずつ大きくなっていきます。
養蜂家にとっても、春は一年のはじまりの季節。
巣枠をそっと取り出して、群れの様子を確かめる時間。
冬を越えたミツバチたちが元気に動いているのを見ると、
今年もまたこの季節が巡ってきたことを感じます。
ミツバチと向き合う時間は、
季節の移ろいをそのまま肌で感じる時間でもあります。
これから花が増え、巣箱のまわりはもっとにぎやかになっていくでしょう。